- 為替変動リスクとはなんですか?
- 為替相場の変動の影響によるリスクのことをいいます。「円」と「外貨」の交換相場である為替相場は、外国為替市場によって時々刻々変動するため、外貨建ての金融商品には、為替変動によって予期せぬ損益が生じる場合があります。たとえば10,000$の外貨を1$=110円で購入した場合、もし為替相場が同じだった場合は、その価値は110万円のままですが、1$=120円 (円安)になると、10,000$×120=120万円に上昇します。1$=100円(円高)になると、10,000$×100=100万円に下落します。
海外でクレジットカードを利用し外貨で支払った場合も同様です。クレジットカード会社からの請求の際、日本国内で発行されたクレジットカードであれば円建てで請求されます。しかし、海外にてクレジットカードでお買い物をされたわけですので海外の決済銀行(外貨)から日本のクレジット発行会社(円)へ通貨を転換しなければなりません。その際に為替変動リスクが発生します。
国際ブランドである、VISAやMaster、JCBはカード利用代金のデータが各社の決済センターに届いた日(換算日)のレートによって決済処理をします(クレジットカードを利用した日ではありません)。この決済レートにクレジットカード発行会社が為替処理等の事務手数料を加え、顧客との換算レートが決まります。
国際ブランド各社の決済レートは、各社とも銀行間取引レート(インターバンクレート・TTMレート・仲値)を採用していると一般的には言われていますが、スプレッド(為替手数料)も上乗せされていると言われています。 - 為替変動リスクが顧客にかからないかわりに別途手数料が請求されたりしないでしょうか?
- 他社と違い、顧客とECサイト加盟店様の為替変動リスクはすべて私共がリスクを負担いたしますし、ECサイト上で決済された金額以外の別途手数料は一切お客様に請求されませんので安心してクレジット決済を行って頂けます。
- 対象23カ国以外のお客様が決済したい場合はどうなるのでしょうか?
- 対象23カ国の以外の国で発行されているクレジットカードでの決済は、現状サービス適用外となりますので、通常日本円(JPY)の決済となってしまいますのでクレジットカード発行国と決済通貨が相違してしまう為、為替変動リスクやカードブランド手数料・両替手数料が一般的なクレジットカード決済と同様に別途請求されますので、ECサイト上で自国通貨決済はできませんし、決済価格が確定されません。
- 日本で発行されたカードで決済する場合はどうなるのでしょうか?
- 弊社のサービスを導入されているECサイト様が基準通貨を日本円(JPY)で選択されている場合は、一般的な日本国内決済にてクレジットカード決済が行われますので、この場合も同様に日本円(JPY)で決済されますので為替変動リスクやカードブランド手数料・両替手数料等は一切かかりません。また弊社のサービスを導入されているECサイト様が基準通貨を米ドル(USD)に設定されている場合でも、弊社のサービス支援対象24カ国の通貨に日本円(JPY)が対象となっておりますので、自国通貨の日本円(JPY)で決済できますので、為替変動リスクやカードブランド手数料・両替手数料等は一切かかりません。
- サービスを導入するまでの期間はどのぐらいですか?
- ご契約頂いたECサイト加盟店様のご要望や開発状況によりますが、一般的に最短で2週間程度ですが、大規模のショッピングモール加盟店様ですと6ヶ月間の開発期間を要する場合もあります。
- 業種はなんでも良いのですか?
- 一般的に公序良俗に違反していない優良なオンライン販売の加盟店様が弊社サービスの対象とさせていただいております。※契約時には事前審査があります。
- ベース通貨ってなんですか?
- ベース通貨とは、ECサイトに適用する表示価格基準通貨であり、且つ、原則加盟店様に決済売上代金をお支払いする為の取引通貨でもあります。現在、USD・JPY・KRW・RMBの4通貨は為替変動リスク無く、加盟店様に決済売上代金をお支払いできます。
加盟店様のご希望があれば他の通貨でも決済売上代金のお支払いは可能ですが、為替変動リスクが生じますのでご了承くださいませ。